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学校とわたし

著名人が自身の学校生活を振り返ります。喜びや悩み、思い出がいっぱい。

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字と向き合い将来選択=女優・吉岡里帆さん

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 小学校2年生のときに書道と出合いました。友だちに誘われて週に1度、書道教室に通い始めました。先生、友だちとの時間はあっという間に過ぎました。墨の匂いが安心感を与えてくれたことも覚えています。それ以来、学生時代は書道に打ち込みました。

 書道は人の思いも届けるものだと思います。書道教室で字と深く向き合うことを教わり、また、中国や日本の古典に触れ、字の意味を学びました。私は特に顔真卿(がんしんけい)(唐の書家)の作品や筆致が針のようにとがって鋭い針切(はりぎれ)という仮名文字が好きです。

 進学先も書道の実技試験のある地元の大学を選びました。あのころは将来について漠然と、書道を学び、地元で書道教室を開けたらいいな……と考えていましたが、18歳のとき、アルバイト先で誘われてエキストラで映画に出演し、人生が変わりました。

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