路線価

高騰の大阪、西成も活況 訪日客でにぎわう

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簡易宿泊所を改装した「ホテル東洋」のリビングでくつろぐ外国人旅行客たち=大阪市西成区で、幾島健太郎撮影
簡易宿泊所を改装した「ホテル東洋」のリビングでくつろぐ外国人旅行客たち=大阪市西成区で、幾島健太郎撮影

 国税庁が2日公表した路線価は、大阪市中心部の高騰が続いた。その影響は交通の便が良く安価な西成区に波及し始めている。日雇い労働者の街として知られる「あいりん地区」では、かつて労働者らが利用していた簡易宿泊所(簡宿)が外国人向けのゲストハウスなどに改築され、にぎわいを見せる。

 あいりん地区にほど近いJR新今宮駅周辺には、キャリーバッグを引く外国人の姿が目立つ。昨年4月、駅近くに「京明ゲストハウス」(簡宿)がオープン。部屋にはベッドや机、バスルームがあり、1泊2500~3000円と安価だ。約2年前に土地を購入した女性中国人オーナー(45)は「この値段で営業できるのは西成だから。交通アクセスもいいのでまだまだ伸びる」と話す。

 一方、「ホテル東洋」は労働者向けの簡宿を約10年前に外国人向けに改装した。浅田裕広社長(41)は「5年ほど前から外国人が爆発的に増えた」と話す。宿泊するフランス人のマイロ・マルティネスさん(23)は「宿の値段は安いし駅も近くて便利。友達にも勧めたい」と語った。

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