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「万葉古道」を尋ねて

交流・別れ・流浪/23 大和下市・桃花の里/中 地名になごり、トキの里 /奈良

秋野川沿いに広がる水田と山林。トキの生存に必須の環境だ。道は吉野山登り口(手前側)へと続く=奈良県下市町で、栗栖健撮影

 「日本霊異記」で彫りかけの仏像があったという橋が架かっていた秋野川は、大峯奥駈道が通る吉野山・青根ケ峰(858メートル)から流れ出て下市町内の開けた谷の間を下り、吉野川本流に合流する。

 下市の谷は、平城京などから吉野の山に向かう道の一つだった。未完の仏像を見つけた奈良・元興寺の僧が橋材で作った仏像を安置した「越部の村」(大淀町越部)も、奈良盆地から壺阪峠を南に越した所だ。

 霊異記の物語が下市を指した「桃花(つき)の里」は美しい名だ。その字には、桃色の羽を持つ鳥のトキが関わっている。

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