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社説を読み解く

米朝首脳会談 戦略的妥協か単発のショーか=論説委員長・古賀攻

握手する米朝の両首脳=シンガポールで2018年6月12日、AP共同

国内各紙・会談自体は否定せず/米紙・「独裁者が称賛された」

 シンガポールでの米朝首脳会談から3週間が過ぎた。異端の指導者2人が握手する映像は世界を席巻したが、それで出口が見えたわけではない。なのに早くもヤマを越したかのような空気が漂う。

 世紀の「6・12サミット」をどう考えるべきか。「このようなディール(取引)を繰り返すなら、平壌にトランプ・タワーが建つ前に、ホノルルに金正恩(キムジョンウン)ヒルトンがオープンするだろう」と酷評したのはハーバード大のスティーブン・ウォルト教授(ニューズウィーク日本版6月26日号)だ。

 日米では同様の辛口批評が目立つ。論評のポイントを整理すると次のようなものだろう。

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