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SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『センゴク権兵衛 11』宮下英樹・著

戦国の世に生きる男の成長と進化を丹念に描く

◆『センゴク権兵衛 11』宮下英樹・著(講談社/税別590円)

 関ケ原の戦い前夜、日本列島の総石高は1800万石ほど。また、人口は1200万人くらいだと考えられている。そうするとこの時期には、3石の収穫量が2人の人間を養っていたとなり、たとえば3万石どりの小さな大名でも2万人の人間を支配していた計算になる。これはもちろん机上の数合わせなのだが、多くの人間の生活全般に関与しなくてはならぬのだから、やはり大名という存在の責任は、重大というほかない。

 仙石権兵衛秀久(1552~1614)という武士がいる。美濃国の生まれで同国の戦国武将・斎藤家に仕え…

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