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くらしの明日

私の社会保障論 コレクティブ・インパクト 得意なことを持ち寄って=千葉大予防医学センター教授・近藤克則

 転ぶ高齢者が3倍多いまちがある。要介護認定を受ける確率が5倍も高い人がいる。そんな健康格差が日本にもあることやその要因を解明して、健康長寿社会づくりに寄与したい。そう思って日本老年学的評価研究(JAGES=ジェイジズ)プロジェクトを設立して20年目になる。

 はじめは小さいプロジェクトだった。やがて多くの市町村と大学の研究者ネットワークによる共同研究に発展し、延べ50万人の高齢者にご協力いただく大規模調査になった。そのデータを活用し、本コラムで紹介したような、健康に良い社会環境づくりによる「暮らしているだけで健康になるゼロ次予防」の可能性を、学術論文や本を通じて発表してきた。しかし研究だけでは社会は変えられないと感じるようになった。

 そこで行政と共同し、ボランティアと一緒に高齢者の「通いの場」をつくり、運営を支援して、効果を検証し…

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