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芥川候補作

類似問題で講談社反発

 芥川賞候補になっている北条裕子さん(32)の小説「美しい顔」の文章の一部に既刊本と類似した表現がある問題で、同作を掲載した文芸誌「群像」を発行する講談社は3日、「類似は作品の根幹にかかわるものではなく、著作権法にかかわる盗用や剽窃(ひょうせつ)に一切あたらない」とするコメントを発表した。「美しい顔」の評価を広く社会に問うため、近日中に同作をホームページで無料公開するという。講談社は、東日本大震災の被災地の描写が既刊本と似ている点について「一部記述に限定される」とし、「今回の問題は参考文献未表示の過失」と主張。特に類似点が多いとされたルポルタージュ作を発行する新潮社が「参考文献として記載して解決する問題ではない」としたことについて、「小説という表現形態そのものを否定するかのようなコメント」であり「著者北条氏は大きな衝撃と深い悲しみを覚え、編集部は強い憤りを抱いている」と抗議した。

     また、問題発覚以降、インターネット上などで作者や作品への「中傷や誹謗(ひぼう)が散見される」として、「名誉が著しく傷つけられ、厳重に抗議する」とコメントした。

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