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兵庫

姫路城下町跡に半地下式かまど 造り酒屋の可能性

兵庫県姫路市内で初めて発見された半地下式の3基連基式のかまど=姫路市五軒邸1で2018年7月3日午前10時39分、待鳥航志撮影

 兵庫県姫路市埋蔵文化財センターは3日、姫路市五軒邸1の姫路城城下町跡の発掘調査現場で、17~18世紀後半の半地下式のかまどが初めて見つかったと発表した。造り酒屋が並んでいた可能性があるという。

     調査現場は姫路城東側の城門の一つ「内京口門」の東約70メートルにあり、同センターが今年4月から調査してきた。遺構面が3層あるといい、最上層は19世紀から近代以降のもの。半地下式のかまどが見つかったのは2層目で、3軒の町家があり、それぞれの敷地内から、たき口が複数ある構造の「連基式」のかまどが発見された。

     かまどは最大で直径約1メートル、長さ約1・4メートル、当時の地上から深さ約1メートルほど。半地下式は大量の湯を沸かす際に用いられ、当時の姫路城下は造り酒屋の職人が多かったとの記録があるという。このほか、井戸やカメツボも見つかっている。同センターの中川猛・技術主任(42)は「当時の町家の職業に関する記録は少なく、職人がどのように暮らしていたかを知る手掛かりになる」と話す。

     発掘は8月まで続き、今後、3層目(16世紀以前)も調査する。終了後はマンションが建設予定という。

     7日午前10時半から現地説明会がある。小雨決行。問い合わせは同センター(079・252・3950)。【待鳥航志】

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