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変わる運動会「春」が定番に 競技種目も減少

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「玉入れ」でかごに向かって白い玉を投げる児童たち=奈良市で2016年9月、郡悠介撮影
「玉入れ」でかごに向かって白い玉を投げる児童たち=奈良市で2016年9月、郡悠介撮影

 小学校の運動会が変わってきた。かつては秋の風物詩だったが、今や春の実施が定番に。しかも校庭でクラスメートや家族らと弁当を食べることもしないし、種目も減っているというのだ。メインイベントに何が起こっている? 【田村彰子】

「家族で弁当」中止も

 東京・多摩の小学校ではこの春、運動会に関するお知らせが家庭に配布された。「保護者が来られない子どもに配慮するため、今年度から児童たちは弁当を教室で食べます」。この学校に子ども2人を通わせている母親(42)は「自宅が学校から遠い人もいたので、ママ友たちと子どもがいない校庭でお弁当を食べました。間抜けな光景ですよね」と振り返る。

 東京都杉並区のある小学校でも、2016年度から家族での弁当が中止になり、今年度から保護者の参加競技もなくなった。父親(49)は「親がいない子どもとの差が出ないように、との配慮があると聞きました」と言う。このような変化について、同区の担当者は「実際に弁当を家族と一緒に食べる学校は減っているようです。保護者が来られない事情に配慮するのもそうですが、地区によっては、児童数の増加で家族で弁当を食べる場所…

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