損害賠償訴訟

柔道絞め落とし「違法」の判決確定

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 柔道教室の指導者から絞め技で失神させる「絞め落とし」をされたとして、福岡市の男性(17)が指導者に損害賠償を求めた訴訟があり、最高裁が指導者側の上告を受理しない決定をした。指導者の行為を違法と認め、慰謝料など4万4000円の支払いを命じた福岡地裁判決(2016年12月)が確定した。指導者による絞め落としの慣習がある日本の柔道界に波紋が広がりそうだ。

 決定は6月19日付。男性は中学2年だった14年10月、福岡市内の道場で乱取りの稽古(けいこ)中、指導者から首を絞める「片羽絞め」を受け、一時意識を失った。男性側は指導者としての安全配慮義務に違反するとして15年2月に提訴したが、指導者側は「小学生に絞め技をかけた男性に、絞め技の危険性を理解させるためで違法性はない」と反論していた。

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