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地域交通 どうする「足の確保」 自治体模索の時代

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JR三江線の最終運行日に口羽駅で行われたセレモニー。運転士に花束や手紙を渡す地元の女性や小学生たち=2018年3月31日
JR三江線の最終運行日に口羽駅で行われたセレモニー。運転士に花束や手紙を渡す地元の女性や小学生たち=2018年3月31日

 地域の足となる交通網をどのようにしていくのか。高齢化が進み、そのニーズは拡大しているのに、人口減少もあって地域にはそれを支える経済力はなくなってきている。公的な財政負担には限界がある中で、公共交通の担い手にこれまで通り頼り続けることも難しくなっている。一方で、規制緩和による供給サイドからの改革も、この分野ではマイナス面が目立つ。地域の足の確保は、自治体自らが、独自に方策を探るほかない時代に入っている。

 岡山県を中心に路線バスを運行している両備グループが今年2月、多くの赤字路線の廃止を表明した。もうかる路線だけに格安での新規参入ができる規制緩和に対して抗議姿勢を見せるとともに、それを阻止するための措置だ。さらに新路線への認可取り消しを求めて国を提訴し法廷闘争も。地域の足のあり方をめぐる論議に一石を投じている。

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