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独立の果てに

南スーダン難民報告 暴力と飢えと炎熱 子供たちの命奪う(その2止)

南スーダン国内最大の国連の避難民保護施設(POC)。白いテントが広がる=南スーダン・ベンチウで2018年4月18日、小川昌宏撮影

気温40度 11万人密集

 乾いた大地が地平線まで広がる南スーダン北部の都市ベンチウ。中心部から車で約10分の郊外に国連が管理する国内避難民のキャンプがあった。整然と区画された敷地に白いテントがひしめく。11万人という避難民の数は、国内のキャンプの中で最も多い。

 周囲に築かれた小高い土手には、鉄条網が張られ、出入り口では国連平和維持活動(PKO)で市民の保護に当たる国連南スーダン派遣団(UNMISS)のガーナ部隊が警戒に当たっていた。隊長は周囲に目をやりながら言った。「いつどんな事態が起きてもおかしくない。気は抜けない」

 40度の暑さが残る午後4時過ぎ。長さ2メートルほどもある薪の束を頭に乗せた女性がキャンプに戻ってきた。1000南スーダンポンド(約3.5米ドル)で売るため、約6時間をかけてキャンプの外で薪拾いをしたという。武装グループに襲われる危険のある「命がけの薪拾い」だ。

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