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失速した児相改革 親の支援と子の保護、機能分化案を棚上げ

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児相の機能分化を巡る国の議論は?
児相の機能分化を巡る国の議論は?

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 児童相談所は虐待死事件のたびに対応の遅れを批判される。遅れの背景として、「親の支援」「子の保護」という、時に相反する二つの機能を負うためだとの声が出ている。実は厚生労働省の検討組織も機能を分けようと議論を進めてきたが、なぜか立ち消えとなっている。【宇多川はるか】

 「のちのち親を支援することを考え、子を親から引き離す介入に及び腰になる」。子育ての課題解決に取り組むNPO「フローレンス」の駒崎弘樹代表理事は児相職員の心理を説明する。「同じ職員が支援と介入を両方担うのは、アクセルとブレーキを同時に踏めと言うようなものだ」

 ひらがなで許しを求める文章を残し亡くなった東京都目黒区の船戸結愛ちゃん(当時5歳)の事件をきっかけに、支援と介入の機能を分けようという「児相機能分化論」が改めて注目されている。

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