大雨

前線活発化 大阪北部地震被災地で避難指示

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 日本列島は5日未明から、低気圧や活発な前線の影響で激しい雨に見舞われた。大阪北部地震の被災地を含め近畿各地では大雨による土砂災害の恐れから、神戸市中央区と大阪府茨木市で避難指示が出ているほか、避難勧告も計約16万人に上っている。兵庫県猪名川町では男性3人が排水管に流され、うち1人が死亡した。大雨は週末まで続くとみられ、気象庁は土砂災害や増水による河川のはんらんへの厳重な警戒を呼び掛けている。

 猪名川町によると、午前9時半ごろ、同町肝川の町産業拠点地区の造成工事現場で、男性作業員3人が排水管に流された。最初に流された1人を、他の2人が救出しようとしていたという。いずれも救出されたが、うち1人が近くを流れる川で心肺停止の状態で見つかり、間もなく死亡が確認された。神戸市中央区中尾町では午前10時半過ぎ、民家の裏にある斜面が崩れ、敷地に土砂が流れ込んだ。住人男性2人が室内に一時閉じ込められた…

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