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弘前

まじないの文言も 忍者集団・伝承の忍術書見つかる

忍術書の一部=清川繁人教授提供
発見された忍術書の写真(奥)を示しながら説明する清川繁人教授=青森大で2018年7月4日午後1時半、一宮俊介撮影

青森大公認「忍者部」顧問が弘前市立図書館で

 青森大公認の「忍者部」顧問、清川繁人・薬学部教授(57)は4日、弘前藩に仕えた甲賀流の流れをくむ忍者集団「早道之者(はやみちのもの)」の忍術を記したとみられる忍術書の原本が青森県弘前市立図書館で見つかったと発表した。清川教授はこれまでも忍者屋敷だったとみられる古民家を弘前市内で確認するなどしているが、県内で忍術書が見つかったのは初めてという。

 忍術書は12ページで、武器の作り方やまじないの文言が書かれている。火薬とトリカブトを混ぜて目くらましを作る方法や、乾燥させたヒキガエルやオシドリなどを燃やして作る眠り薬など怪しげなものも。忍者らしく、旅先での心得には「宿では使用する出入り口を1カ所にし、侵入者に気付くように扉に畳を立てかけておく」などと指南されているという。

 忍術書は京都市の忍者研究家、上田哲也さんが調査のため弘前市を訪れた今年3月に発見した。他の地域で見つかっている忍術書の内容に似た記述があることなどから、「忍術を後世に伝承するため、早道之者が一時解散した宝暦6(1756)年前後に書かれた可能性が高い」(清川教授)という。

 清川教授は「早道之者が実際に忍術や小道具を使っていたことが分かった。これをきっかけに新たな資料の持ち主が現れれば」と話していた。【一宮俊介】

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