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松戸女児殺害

渋谷被告「求刑予想通り 有罪は即日控訴」

結審後、千葉の拘置施設で2回、毎日新聞の面会に応じる

 千葉県松戸市立小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)=ベトナム国籍=が殺害された事件で、殺人など四つの罪に問われた通学先の元保護者会長、渋谷恭正被告(47)の裁判員裁判の判決が6日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で言い渡される。渋谷被告は6月18日の結審後、千葉市内の拘置施設で2回、計約1時間にわたって毎日新聞の面会に応じた。死刑が求刑されたことについては「予想通り。あとは天命を待つだけという感じ」と話し、有罪判決が出た場合は量刑に関係なく即日控訴する意向を明らかにした。

 自身が容疑者として浮上した理由について「駅前の開発で自宅マンションの立ち退きを求められたが、断ったため行政とトラブルになっており、捜査機関も加担した」との見方を示し、改めて無実を強調。訴えが裁判員に届いたと思うかを尋ねると、「攻撃的な質問が少なかった。悪い印象ではないと思う」と述べた。

 被告は事件当時、保護者会長を務めていた。通学路での見守り活動にも参加していたが、「面倒だと思っていた」という。公判で「通学路で起きたことは親の責任」と主張した真意を尋ねると、「子供を守れるのは親だけだ」と女児の親への非難を繰り返した。

 記者の質問に終始落ち着いた様子で淡々と答えていたが、検察側への反論や親の責任について持論を語る際は多弁になり、記者が割り込むまで話し続ける時もあった。

 逮捕後は過去の冤罪(えんざい)事件に関する書籍を読んだが、最近は糖尿病の影響で目がほとんど見えなくなり、子供2人との今後の生活や自分の体調を主に考えながら過ごしているという。髪が肩まで伸びているのは、逮捕後に一度も髪を切っていないからだといい、「願掛け。無罪になるまで伸ばす」と話した。

 検察側は、女児をわいせつ目的で連れ去ったと指摘している。子供に対する性的な関心があるかを問うと、被告は「若干あるにはある。アイドルが好きなのと同じ」と話す一方、「触りたいとは思わない」とも述べた。【斎藤文太郎】

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