ダメAI

「人間の代わりでなく補完」 開発提唱する米エール大のクリスタキス教授

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米エール大学ネットワーク科学研究所のニコラス・クリスタキス教授=米東部コネティカット州で、清水憲司撮影
米エール大学ネットワーク科学研究所のニコラス・クリスタキス教授=米東部コネティカット州で、清水憲司撮影

 あえてトラブルを引き起こす「ダメな人工知能(AI)」の開発を提唱する米エール大学ネットワーク科学研究所のニコラス・クリスタキス教授に狙いを聞いた。

--ネットワーク科学研究所の目的は?

 ◆いくつかの方向性があるが、一つはそもそもなぜ人間は友達をつくるのかという問題に取り組んでいる。ゾウやある種のクジラは友達を作るが、野生動物の世界では非常にまれだ。人間は社会的なネットワークの中で生きており、そのことが人間の進化や生存にどんな影響を及ぼしてきたかを研究している。人間は体内のバクテリアとともに進化してきたし、人間が友達を作ってきたことが免疫システムの進化にも影響しているだろう。

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