はやぶさ2
「何も心配いらない」エンジン 生かされた次世代開発の技術
2018/7/5 13:30(最終更新 7/6 12:17)
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JAXA西山和孝准教授「とことんやり尽くした」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が、大きなトラブルなく地球から32億キロの旅路を経て小惑星リュウグウに到着できた立役者は、主エンジンのイオンエンジンだ。先代のはやぶさに続きイオンエンジン開発に携わったJAXAの西山和孝准教授(47)が「そう簡単には壊れない」と胸を張るエンジンの実現には、次世代大型エンジンの開発で培った技術が生かされた。
「手を動かし、モノを動かす時間に比例して自信が付く。往路完走は当然、できると思っていました」。往路を走り終えた西山さんは冷静だった。はやぶさでも管制室に入り、探査機の指令データを作成する「スーパーバイザー」を務めた西山さん。7年間にわたり、プロジェクトメンバーで最長となる1600時間の運用に携わった。
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