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サンマ

日中で利害対立 国際競争激化、近海漁ピンチ

48年ぶりの不漁に終わった昨年のサンマ漁=北海道根室市の花咲港で2017年8月、本間浩昭撮影

 「秋の味覚」サンマの漁業規制導入を巡る交渉は、またも決裂した。5日まで東京都内で開かれた北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合では、公海での漁獲規制の導入を主張した日本と、反対する中国の利害が対立。合意点は見いだせず、かつて世界をリードした日本の漁業は厳しい状況に追い込まれたままだ。

 「いつまで商売を続けられるか分からない」。北海道根室市の鈴木食堂店主、遠藤和則さん(49)はため息をついた。地元の花咲港などから仕入れたサンマを刺し身で提供する看板メニュー「さんま丼」を目当てに、多くの観光客が訪れる。しかし、度重なる不漁を受け、取引先の加工業者はサンマの取り扱いを中止。仕入れ値も上昇傾向で、「庶民の魚ではなくなってきたのかも」と頭を抱える。

 花咲港の2017年のサンマの水揚げ量は、前年比2割減の2・7万トン。地元の根室漁業協同組合の曳田理…

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