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西日本豪雨

「平成最悪の豪雨被害」をもたらした西日本豪雨。広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発し、甚大な被害となった。

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夜の住宅街襲う水 4年前の悪夢再び(その1) ゴムボートで住民脱出 広島・坂町

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道路が冠水し、消防署のボートで救出される住民ら=広島県坂町で2018年7月7日午前8時34分、小山美砂撮影
道路が冠水し、消防署のボートで救出される住民ら=広島県坂町で2018年7月7日午前8時34分、小山美砂撮影

冠水し車立ち往生

 連日降り続き、甚大な被害をもたらしている西日本豪雨。7日に入り、各地で新たな犠牲者が判明し、土砂に埋まるなどして安否不明者の数は増え続けた。多くの家屋が土砂に押しつぶされ、住宅街は茶色く濁った水に覆われた。さらなる被害が出ないか。住民らは不安を抱えながらの週末を迎えた。

 広島県内では計7人の死亡が確認され、各地で土砂崩れによる生き埋めの情報が相次いだ。大雨が続いた夜が明けると、街の様子は一変。住民らは疲れ切った様子で浸水の恐怖を語った。

 広島県坂町のJR坂駅付近は道路が冠水し、立ち往生した複数の乗用車が取り残されていた。自宅に帰れず、近くの温泉施設で一夜を明かしたという同町坂西3の堀雄三さん(64)は「車に乗っていたが、前後からすごい勢いで水が押し寄せてきて道がふさがれた。何とか逃れることができたが、怖かった」とおびえた。

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