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新米漁師

18歳、離島で奮闘 インターンシップ契機、日進から三重・答志島へ /愛知

 日進市出身の山内晟之朗(せいしろう)さん(18)が、新米漁師として三重県鳥羽市の離島・答志島で奮闘している。「幼稚園に通っていた頃から漁師になるのが夢だった」。三重県の漁業インターンシップ事業に背中を押され、大きな一歩を踏み出した。

     山内さんは幼い頃から、釣りを通じて魚に魅力を感じてきた。実家は接骨院を営むが、将来は魚に関わる仕事がしたいと考えた。高校入学後、進路を決めかねていた時に担任から同事業を紹介された。「最初は参加するか迷いましたが、インターンシップによる就業体験を通じてますます興味が湧きました」。4泊5日で答志島へ渡り、漁港で養殖ワカメの収穫から出荷までを手伝った体験が忘れられなかった。大学進学を勧める両親を説得し、卒業後の今年4月から、インターンシップ時の受け入れ先でもあった山本千年さん(57)の元で漁師として住み込みで働き始めた。

     漁師の朝は早く、漁によっては午前3時半に出港することも。「最初は体が慣れずしんどかったです」。それでも踏ん張れるのは、取れた魚をおいしいと言ってくれる人たちがいるからだ。漁師歴約40年の山本さんは「受け入れたのは初めて。責任を感じています」と、手探りで指導する日々。山内さんは「海の上では命がかかっているので厳しいけど、陸に上がれば両親より優しいんですよ」と笑顔を見せた。

     三重県は、今年度の「漁業インターンシップ」参加者を募集している。応募期限は来年2月末までで、年度内に原則として5~10日程度の就業体験をする。定員は最大10人。将来、同県内での漁業就労を考えている学生などが対象だ。過去2年間で17人の参加があり、うち6人が県外からの参加者だった。山内さんは「インターンシップに参加することで積極性が身についた。絶対に何かが財産として残るので、迷っているなら参加してみて」と話している。問い合わせは県水産資源・経営課(059・224・2606)。【山本萌】

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