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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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採択1年 阻む「核の傘」 米圧力か批准わずか11

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 【ウィーン三木幸治】史上初の核兵器禁止条約がニューヨークの国連本部で採択されてから7日で1年になる。これまでに条約に署名した国・地域は59、批准は11。発効には50カ国の批准が必要で、発効まであと2~3年かかるとの見方もある。一方、核保有国や米国の「核の傘」の下にある日本、北大西洋条約機構(NATO)加盟国は条約への消極的な姿勢を崩していない。関係国に署名しないよう求める核保有国の「圧力」もあるようだ。

 核兵器禁止条約は昨年7月7日に122カ国・地域の賛成で採択され、9月20日に署名が開始された。しかし、署名した国の数は広がりを欠く。例えば、スウェーデンは賛成国の一つだが、いまだに署名していない。同国政府は昨年10月、条約と自国の安全保障政策との整合性を調査する委員会の設置を発表。委員会は今年10月末までに政府に報告書を提出することになっている。

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