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西日本豪雨

広島もろい地盤 大雨で高リスク

土石流が民家を襲った現場=広島市安芸区で2018年7月7日午前10時5分、本社ヘリから上入来尚撮影

 広島県では過去にも大雨による土砂災害の被害が起きている。1999年6月の集中豪雨では広島市内の新興住宅地などで土砂崩れが起き、32人が死亡・行方不明となった。2014年8月には同市北部の安佐南、安佐北両区で住宅地を土石流などが襲い、関連死も含め77人が犠牲になった。

 広島県の面積の約半分は花こう岩の地質が占めているとされる。花こう岩が風化してできた「真砂土(まさど)」と呼ばれる砂が硬い岩盤の上に堆積(たいせき)した地形が多く、崩れやすい山を削って宅地を開発した歴史がある。同県は、土砂災害の恐れがある「土砂災害警戒区域」を全国最多の約4万9500カ所と推定している。

広島市周辺の主な土砂災害現場

 こうした場所は、大雨で地滑りや土石流が発生するリスクが高い。国と県は、14年土砂災害を機に砂防ダムなどの整備を進め、57カ所で緊急事業を完了させた。今回の現場がそうした場所だったかは不明だが、真砂土が堆積したもろい傾斜地だった場合、厚さ数メートルの地表が水を含んで一気に崩れた可能性が考えられる。

 一方、14年土砂災害では、硬い岩盤の崩壊も確認されている。地質の硬軟に関係なく、長く降り続いた大量の雨が土砂崩れをもたらした可能性もある。【渡辺諒、阿部周一】

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