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核兵器廃絶と世界平和を求める署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部に届ける「高校生平和大使」を務めた福岡雙葉(ふたば)高3年、吉原未来さん(17)=福岡市南区=と同級生の計5人が市議会に「非核平和都市宣言」を求める請願書を提出した。吉原さんは大使の任期を6月で終えたが「出会った被爆者たちは皆高齢で、バトンを渡されたと感じた。平和の大切さを学んだ体験を生かし、できることをしたい」と決意を新たにしている。
吉原さんは小学4年生の時に家族で訪ねた「対馬丸記念館」(那覇市)で、太平洋戦争末期に米潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」に乗っていて犠牲となった子供たちの遺影に心を揺さぶられた。その後もひめゆりの塔など沖縄の戦跡を巡り、多くの子供らが犠牲になったことに衝撃を受けた。
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