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ロシアW杯

反ドーピングをアピール 全検体WADA管理

 今回のワールドカップ(W杯)は、2014年のソチ冬季五輪を機にロシア選手を取り巻くドーピング問題が明るみに出てから、初めてロシアで開かれる主要な国際大会だ。ロシアは、ドーピング対策を進めていることをアピールする機会ともとらえている。

 国際サッカー連盟(FIFA)が行うW杯でのドーピング検査は、FIFAから委託された医師が検体を採取。検体は欧州の他国の検査機関へ運ばれ、世界反ドーピング機関(WADA)の管理下で分析される。ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は一切の関与をしない。RUSADAのパフノーツカヤ次官は「FIFAから依頼があれば手伝うが、ロシアの圧力という話が出ても困る。依頼がなければ何もしない」とのスタンスを示す。

 ロシアの国ぐるみのドーピング違反を巡っては、16年のリオデジャネイロ五輪は各国際競技団体に認められたロシア選手のみに出場が制限された。今年2月の平昌冬季五輪では、ロシア・オリンピック委員会(ROC)の資格が停止され、潔白と認められた選手のみ個人資格で出場した。国際オリンピック委員会(IOC)は平昌五輪後にROCの資格停止処分を解除したが、WADAによるRUSADAの資格停止処分は続いている。

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