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アートの扉

ディック・ブルーナ 「額の中の『ブラック・ベア』」ポスター 本質をとらえた視線

(C)Dick Bruna

 愛らしい黒いクマが上目づかいにこちらを見つめる。丸い額に飾られたそのクマの目はなぜか真っ赤だ。読書のし過ぎで目が赤くなったという設定らしい。背景にはデフォルメされたクマのアイコンが繰り返し配置され、壁紙のようにも見える。黒や緑の限られた色彩と文字のないシンプルな画面で、強く印象に残る。

 この広告ポスターを手がけたディック・ブルーナは絵本「ミッフィー」(うさこちゃん)シリーズの作者として知られる。1951年、父の経営する出版社ブルーナ社に専属デザイナーとして入社。黒いクマは、同社が55年に創刊したペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」の宣伝用キャラクターとして生み出したものだ。主に駅の売店を販路とした本とあって、客に一目で分かるキャッチーなデザインを考えた。

 ブルーナは「線には人間性が表れる」と考え、手描きにこだわった。筆を少しずつ動かし、丁寧に描き進めた…

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