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西日本豪雨

「平成最悪の豪雨被害」をもたらした西日本豪雨。広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発し、甚大な被害となった。

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死者131人 広島・呉市23万人孤立状態

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ペットボトルなどを持参し給水車を待つ人たち=広島県呉市で2018年7月10日午前8時59分、松本紫帆撮影
ペットボトルなどを持参し給水車を待つ人たち=広島県呉市で2018年7月10日午前8時59分、松本紫帆撮影

 西日本を中心とした記録的な豪雨被害はさらに拡大し、毎日新聞の集計で10日午後0時半現在、13府県で死者が131人、安否不明者は少なくとも84人に上った。生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」を既に経過。真夏日が予想される被災各地では10日も、救助と捜索活動が続いている。【松本紫帆、益川量平、小山美砂】

 土砂災害が相次いだ広島県呉市は、周辺市町とつながる主要道路の大半や鉄道網が寸断され、中核市の市全体が「孤立状態」となる異常事態に陥っている。給水や物流が滞っており、約23万人の市民生活を脅かしている。

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