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西日本に甚大な被害をもたらした記録的豪雨で、鳥取市の中心部を流れる1級河川・千代川支流の清水川があふれ、同市吉成地区の住宅で浸水被害が相次いでいたことが分かった。深沢義彦市長は、同地区の排水機場の排水ポンプが停止し、水があふれたためと説明。その上で「(管理運営の)責任はあると考えている」と述べた。
市都市環境課によると、6日午後5時40分に水位が4メートルを超えたためポンプを稼働させたが、7日午前3時40分ごろに停止した。調査の結果、排水ポンプの過熱を防ぐための冷却水がなくなったためという。再稼働まで約2時間半かかった。
市の被害状況(9日午前9時現在)は、住宅の浸水被害が24棟(床上3棟、床下21棟)。清水川の氾濫は7日午前5時ごろとみられ、地区内の被害はそのうち7棟に上る。深沢市長は「詳しい原因を調査し地元住民の方に説明した上、支援をしていきたい」と話している。【阿部絢美】
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