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西日本豪雨

土砂災害 周南、岩国で3人犠牲に 5市で13棟の住宅、全・損壊 /山口

 西日本を襲った豪雨により、県内では、周南、岩国両市で計3人が、土砂災害の犠牲となるなど甚大な被害が広がった。県によると9日午後6時現在、周南、岩国、下関など5市で13棟の住宅が全壊、一部損壊した。床上浸水なども全域で多発し、住宅の被害は少なくとも計136棟に上る。岩国市は被害を確認中で、件数はさらに増えるとみられる。交通網も寸断され、下松市笠戸島では県道が土砂で塞がれ、約550人が孤立している。復旧の動きも始まったが、手つかずのままの所も多い被災地を歩いた。【大雨取材班】

    「あっという間に水が来た」 浸水家屋の片付け始まる 光市

     光市上島田地区では島田川の水があふれ、JR島田駅近くの住宅街は多くの家が泥水で浸水した。天候が回復した9日、親戚や友人も駆け付けて、水浸しになった畳や家具の片付けに追われた。地区に住む男性(76)は「ここまで水が来た」と胸の辺りを手で示し、「生まれた時からここに住んでいるが初めての経験だ」と恐怖を語った。60代の女性は「あっと言う間に水が流れ込んで来て畳が浮いた。どこから手を付ければいいのか。テレビや新聞で見てきた被災者の気持ちがよく分かる」と肩を落としていた。

     下松市笠戸島江の浦では土砂崩れで県道が塞がれ、深浦地区などで350世帯550人が孤立状態になった。下松市は9日、孤立集落の小中学生の通学や住民の買い物などのために船をチャーターし、本土側との運行を始めた。

     県道の復旧にあたる工事関係者は「水を含んだ土砂はどろどろで作業が遅れている」と語り、復旧のめどは立っていない。【松本昌樹】

    〔山口東版〕

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