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大口病院中毒死

「終末期現場つらかった」容疑者が供述

久保木愛弓容疑者=2016年10月9日午後2時54分、横浜市内で太田誠一撮影

 横浜市の旧大口病院で2016年9月、入院患者2人が中毒死した事件で、西川惣蔵さん(当時88歳)を殺害したとして逮捕された元看護師、久保木愛弓容疑者(31)が「人が次々と亡くなる終末期医療の現場と仕事がつらかった」と供述していることが、捜査関係者への取材で判明した。神奈川県警は詳しい動機の解明を進めている。

 界面活性剤を含む消毒液ヂアミトールを投与されて中毒死したのは、西川さんと八巻信雄さん(同88歳)。久保木容疑者は西川さんに高濃度のヂアミトールを投与し、殺害したとして逮捕された。久保木容疑者は容疑を認め、八巻さんの殺害についても認めているとされる。

 捜査関係者によると、久保木容疑者は任意の事情聴取の段階で「終末期医療の現場がつらかった」と供述。「患者さんの要望に応えることが多く、仕事が嫌だった」と説明しているという。久保木容疑者は終末期患者向けのフロアだった4階で看護を担当しており、西川さんと八巻さんも4階の病室に入院していた。4階では16年7~9月に患者48人が亡くなっている。

 久保木容疑者は「自分の勤務中に患者が亡くなって家族に説明するのが面倒で苦手だった。勤務の前に消毒液を投与した」とも話しているとされ、県警は動機について慎重に捜査している。

【中村紬葵、杉山雄飛】

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