豪雨

「私も流されていたかも…」九州各地で被害

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 九州各地で不明となっていた被災者も8日から9日にかけて相次ぎ見つかったが助からず、知人らが悲嘆に暮れた。

 住宅に土砂が流れ込み、60代夫婦が行方不明になった北九州市門司区奥田の現場では8日、夫の西邑(にしむら)一雄さん(68)が、9日には妻とみられる女性が見つかり、それぞれ死亡が確認された。

 福岡県警門司署によると、住民から「土砂がすごい勢いで流れている」と110番があったのは6日午前6時56分ごろ。同7時20分ごろから警察官が各世帯を訪れて避難を促した。同58分ごろまでに西邑さん宅も訪問し、既に地鳴りがしていたため「早く逃げて」と呼び掛け、西邑さん宅の階段を下りる時に土砂崩れが発生したという。

 隣家の60代女性は逃げる直前、西邑さんの家の1階の電気がついているのに気付いた。「『まだおるんだ』と思った。私も流されていたかもしれない。知っている人がこうなるとショックです」と涙ぐんだ。

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