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豪雨

岐阜の孤立状態が解消 下呂市の避難指示は継続

岐阜県内の主な被害状況

 1時間に100ミリを超す猛烈な雨が降った岐阜県では、1人が死亡、3人が重軽傷となった。下呂市や山県市で46世帯137人が孤立状態だったが、9日午後5時半までにすべて解消された。下呂市の11世帯23人に出された避難指示は継続している。

     関市では8日未明、市内を流れる津保川などがはんらんした。関市下之保の主婦、長尾美智代さん(51)によると、8日午前2時ごろから水があふれて1階は全部浸水し、次女と一緒に2階に避難したという。「目の前の小学校に避難しようとしたが、消防団の人に『外出は無理だ』と止められた。もともと水害に備えて床を地面より約50センチ高く作っていたが、駄目だった」と当時の様子を振り返る。

     関市では会社員の河合瑞夫さん(60)が用水路に転落し死亡。市内の225棟で床上浸水、162棟で床下浸水した。この日は約120人のボランティアが後片付けなどに従事。同市長谷寺町1の会社役員、林繁樹さん(41)は浸水した住宅の床板をはがしたり、泥をかき出したりするボランティアに参加し、「思っていたよりも被害はひどいが、一歩間違えば自分の家がこうなっていたかもしれないと怖くなった」と話した。

     今回の豪雨で岐阜県内では16市町村に大雨特別警報が出された。土砂崩れや河川のはんらんにより、住宅の一部損壊9棟▽床上浸水232棟▽床下浸水273棟--に上った。

     JR高山線では土砂流入の被害が出た。美濃太田(岐阜県)-猪谷(富山県)駅間で運転見合わせが続く。長良川鉄道でも6カ所で土砂流入などがあり、美濃市-北濃駅間で運転を見合わせている。いずれも復旧の見込みは立っていない。

     飛騨、中濃地域を中心に土砂崩れや護岸決壊、道路舗装の破損が続発。これらを受け、高速道路の東海北陸自動車道・飛騨清見-白川郷間で無料開放となっている。【岡正勝、横田伸治】

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