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中国

日本人に実刑判決 15年に拘束、スパイ罪で懲役12年

 【上海・工藤哲】中国でスパイ行為への関与を疑われて日本人が相次いで拘束された事件で、浙江省杭州市の中級人民法院(地裁)は10日、温州市で拘束された愛知県の50代男性にスパイ罪などで懲役12年の実刑判決を言い渡した。日中関係筋が明らかにした。一連の事件で既に起訴された8人のうち、初めての判決となる。

     関係者によると、男性は2015年5月、浙江省内の造船所や空軍基地などを撮影したとされ、軍事施設周辺で拘束されたという。16年5月に起訴され、この翌月に非公開で初公判が開かれた。具体的な起訴内容は明らかではない。

     中国の習近平指導部は14年11月、海外の組織や個人が中国の情報を探ったりすればスパイ行為に当たるなどとする「反スパイ法」を施行し、外国人への監視を強めてきた。日本人は15年以降、浙江省や北京、上海などで男女12人がスパイ行為などを疑われて拘束されたことが明らかになり、8人が起訴されていた。

    政府の関与否定 菅官房長官

     菅義偉官房長官は10日の記者会見で、中国の裁判所で愛知県の男性がスパイ罪などで懲役12年の実刑判決を言い渡されたことに関し、中国での日本政府によるスパイ活動を否定した。菅氏は「この会見で申し上げたが、(ないという)認識に一切変更はない」と述べた上で、「邦人保護の立場からできる限り支援したい」と話した。その上で「改善基調にある日中関係に大きな影響を与えないよう、双方が努力することが大事だ」と語った。【高橋克哉】

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