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舞台

チェーホフ「かもめ」 日韓合作で翻案、上演 兵庫・伊丹で20日から

 チェーホフの「かもめ」を、植民地時代の朝鮮半島を舞台に翻案した日韓合作の舞台「カルメギ」が20~22日、兵庫県伊丹市のアイホールで上演される。古典作品などの先鋭的な演出で高い評価を受ける劇団「東京デスロック」の多田淳之介の演出、韓国の「第12言語演劇スタジオ」のソン・ギウンの脚本で、2013年に韓国、14年に日本で初演された作品。4年ぶりの再演で、関西公演は初となる。

     1930年代の朝鮮の田舎町。芸術を志す青年のもとに、母が日本から作家の恋人を連れて帰郷する。原作で都会の象徴だったモスクワが東京に置き換えられ、屈折した恋愛模様に重ねて、支配、被支配の複雑な関係が描かれる。

     08年から韓国での演劇活動を続けてきた多田は、「演劇の共同制作の場は以前からあったが、歴史を扱うことはほとんどなかった。舞台を作りながら、お互いの歴史をほとんど知らないことに気付かされた」と振り返る。

     初演は、韓国の東亜演劇賞3冠に輝き、外国人演出家として初の演出賞も受賞した。「歴史問題を解決するのが目的ではなく、普遍的なものを作ろうと意識している」と前置きしつつ、「文化の交流は政治では止められない。(両国が)ちょっとずつ一緒にものを考えられるようになれば」と語る。

     3000円、学生・25歳以下2500円(当日は各500円増)。アイホール(072・782・2000)。【関雄輔】

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