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独演会

桂文珍 ネタの行ったり来たり「楽しんで」 江戸←→上方 落語←→歌舞伎 来月8日・大阪

 桂文珍の恒例の独演会が、今年も8月8日になんばグランド花月(大阪市中央区)で開かれる。同月の東京・歌舞伎座で、中村七之助らによって新作歌舞伎として演じられることになった「星野屋」など、3席を披露する。

     「星野屋」は、文珍が江戸落語から移植し手がけている一席。商家の旦那が妾(めかけ)のお花の心底を確かめようと心中を持ちかけ、男と女のだまし合いが繰り広げられる。文珍は、落語作家の小佐田定雄と共に上方版に脚色。だまし合いの面白みにフォーカスし、お花の母親のキャラクターを際立たせるなど、「今の時代に合うよう仕立て直している」。今回、この文珍版が「八月納涼歌舞伎」(9~27日)で「心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)」として歌舞伎化され、小佐田が脚本を担当。文珍は「お花を七之助さんがやって、そら、向こうはきれいでっせ。でも、落語の省略の面白みもある。相乗効果が出ればありがたい」と期待を語る。

     トリで演じるのは「猫の忠信」。文楽、歌舞伎の人気演目「義経千本桜」のパロディーで、「ネタが他の芸能の世界と行ったり来たりになっているところを楽しんでいただければ」。今年12月で70歳に。「『噺家(はなしか)は60代』と聞いてたが、自分の実感としては70代が黄金期。ここから10年が、いっちゃん面白いんちゃうかな」と充実感をにじませ、「2020年のオリンピックに合わせ、言葉のアスリートとして肉体のアスリートに負けない催しを考えている」と新たな落語会の構想を語った。

     文珍のもう一席は自作の「らくだが来た」。ゲストは柳家喬太郎。4500円。チケットよしもと(0570・550・100)。【山田夢留、写真・久保玲】

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