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毎日書道展

「毎日賞」県内から2人 /青森

 「第70回毎日書道展」(毎日新聞社、財団法人毎日書道会主催)の受賞者が決まり、県内では「毎日賞」に近代詩文書の浅利雪蘭(せつらん)さん(54)=本名・要子、むつ市=と、前衛書の相内珠莉(しゅり)さん(54)=本名・富士美、むつ市=が選ばれた。2人に受賞の喜びなどを聞いた。【遠山和彦】

     ◆むつ・近代詩文書

    詩の思い自由に表現 浅利雪蘭さん

     戦争反対などを訴えた詩人・金子光晴の詩「寂しさの歌」の一節「落日の鰯(いわし)雲寂しさは今夜の宿をもとめて」を出品した。数カ月かけて著名な詩人の詩集を読み込み、題材を決めたという。

     毎日書道展は10回目の出品で、初の毎日賞受賞。「すべて師匠の坂本素雪さん(毎日書道展審査会員)の指導のおかげ。うれしいです」と笑顔で話す。

     父は中学の国語教師。母は自宅で書道教室を開き、書道は幼い時から身近な存在だったという。30代の後半から坂本素雪さんに師事して本格的に書道を学んだ。一番関心があるという近代詩文書は、詩に込められたさまざまな思いを自由に書で表現できることに魅力を感じるという。

     毎日賞受賞をステップに「将来は書道を指導する立場になりたい」と抱負を語った。

     ◆むつ・前衛書

    亡き母への思い込め 相内珠莉さん

     「受賞にびっくりしました。これまで支えてくれた家族や師匠の工藤永翠さん(毎日書道展審査会員)に感謝しています」と話す。

     出品した作品の題名は「珠」。2年前に亡くなった母親の名前にちなんだもので、亡き母への思いも書に込めた。にじみの出やすい淡墨を使い、そのにじみを書の表現方法のひとつとして活用した。

     書道は子供のころに習っただけだったが、約20年前に友人に誘われ、むつ市の工藤永翠さんの教室で改めて本格的に習い始めた。工藤さんの指導を受けながら、墨の種類は淡墨のほか濃墨、筆も細いもの、太いものと挑戦し、自分が表現したいものに何がマッチしているか模索している。

     今後について「漢字、かなの稽古(けいこ)もしっかりしていきたい。それが前衛にも生きてくると思う」と話した。

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