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定数改正案、参院通過 「6増」本質議論乏しく 「議席増」期待、野党弱腰

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近年の衆参両院の議員定数の推移
近年の衆参両院の議員定数の推移

 自民党などが提出した参院議員定数を6増する公職選挙法改正案が参院を通過した。自民は衆院で来週の成立を目指す。公明党や野党は安易な議員増への批判を懸念して対案を提出したが、「定数増であわよくば我が党の議席増を」という思惑もちらつき、追及は終始迫力を欠いた。有権者に混乱を招きかねない比例代表の「特定枠」導入を巡る議論も生煮えのままだ。【木下訓明、田中裕之】

 「6増で定数は248。参院創設時の250や、沖縄選挙区が追加された時の252までは戻さない」。11日、参院政治倫理・選挙制度特別委員会(倫選特)の採決を前に、自民党の石井正弘氏はこう答弁して自民案に理解を求めた。今の定数242から6増しても参院が設置された1947年や、定数が過去最多になった沖縄返還期を超えることはない、という論法だ。

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