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京都大iPS細胞研究所の論文不正問題で、同研究所の調査委員会メンバーが毎日新聞の取材に応じ、責任著者のノートパソコンから見つかったデータ改ざんの痕跡が不正認定の決め手となったことを明らかにした。消去されていたデータを復元して見つけたという。
著者は検証実験を希望したが調査委は応じず、論文自体の精査に徹した。こうした姿勢は結果的に調査期間の短縮や費用削減につながり、今後の研究不正への対応の参考になりそうだ。
問題の論文(既に撤回)では計11個の図で捏造(ねつぞう)・改ざんが認定され、筆頭著者で責任著者の山水康平助教が3月に懲戒解雇処分を受けた。
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