生物ゲノム編集
遺伝子削除、規制せず 環境省原案
毎日新聞
2018/7/11 21:03(最終更新 7/12 01:10)
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遺伝子を効率よく改変できる技術「ゲノム編集」で作られた生物について、環境省は11日、遺伝子組み換えの農作物などと同様にカルタヘナ法による規制の対象に加えるかどうか専門委員会で議論を始めた。同省は規制対象の線引きの原案を示し、遺伝子の機能を失わせ新たな品種を作る手法については規制対象外とする方針を示した。今秋にも結論をまとめる。
ゲノム編集は医学研究を含め幅広い分野で技術が利用されているが、法規制の検討は初めて。環境省はゲノム編集で作られた農作物が拡散し環境に与えるリスクを議論するが、結論によっては食品の法規制などにも影響を与えそうだ。
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