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最新出土品展

11遺跡、今年度の貴重な品並ぶ 行田 /埼玉

 県立さきたま史跡の博物館(行田市埼玉(さきたま))で、今年度の最新出土品展「地中からのメッセージ」が開かれ、考古学ファンらでにぎわっている。9月2日まで。

     同館と県埋蔵文化財調査事業団、埼玉考古学会が主催。昨年度までに県内で発掘されたり報告書などがまとまったりした出土品の中から、旧石器時代から江戸時代末期までの11遺跡の貴重な品をいち早く展示している。

     このうち、縄文時代の後期から晩期(約4000~3000年前)に形成された円環状の巨大な盛り土遺構が発見された長竹遺跡(加須市)からは直径3~8センチの土製耳飾りが発見された。さまざまなデザインがあり、耳たぶに穴を開けて着けた縄文人のピアスとされる。装着した状態を表現したミミズク土偶や、ヒスイなどをまが玉状などに加工した縄文人のペンダント「錘飾(すいしょく)」なども出土し、縄文文化の豊かさ、多様性に思いを巡らすことができる。

     縄文時代後期(約3500年前)の大木戸遺跡(さいたま市)では、住居跡群がある台地の崖下に位置する低湿地から祭祀(さいし)跡などが見つかり、居住と水辺の空間を立体的に捉えることができる。調理の時のふきこぼれやおこげが炭状に残った炭化物付着土器片なども出土し、縄文人の暮らしを解明する手掛かりとして注目されている。

     栗橋関所番士屋敷跡(久喜市)は江戸時代初期の1624年に開設された日光街道6番目の関所に勤番した3家の屋敷跡。1軒から出土した19世紀中ごろの物とみられる古い拳銃は関係者も驚いた全国的な珍品という。

     観覧料は一般200円▽学生100円▽中学生以下無料。月曜休館(7月16日と8月13日は開館)。問い合わせは同館(048・559・1181)。【中山信】

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