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島根銀行

鈴木頭取に聞く 他行統合「毛頭ない」 店舗網再編、第2弾「1年以内」 /島根

経営方針を語る島根銀行の鈴木良夫頭取=松江市朝日町の同行本店で、前田葵撮影

 島根銀行の鈴木良夫頭取は12日、毎日新聞のインタビューに応じ、他行との経営統合は「毛頭考えていない」と述べ、単独経営を貫く方針を強調した。業績改善に向けて10月に店舗網を再編するが、近く第2弾を公表すべく調整中であることも明らかにした。

     金融庁の有識者会議が4月にまとめた報告書の試算で、47都道府県のうち島根を含む23県は県内に1行しかなくても不採算とされた。鈴木頭取は「それは分析が粗いのではないか」としたうえで「人口減少は進むが中小零細企業の資金需要はある。単独でやっていける」と語った。

     島銀は2018年3月期まで2期連続で本業のもうけを示すコア業務純益が赤字で、経営改善が急務。鈴木頭取は「(昨年6月の頭取)就任から1年、実態把握に努め、営業力の強化が必要と感じた」と指摘。「店舗網再編で浮く(30人あまりの)人材を企業への融資業務に振り向ける。小規模店は法人融資と個人向け業務を同じ人がこなすが、役割をはっきりさせて営業体制を再構築する」とした。

     10月の店舗網再編は3支店を出張所に変更し5出張所を閉鎖。松江市や鳥取県米子市など主力の「中海圏」が対象だ。それ以外の地域でも店舗網再編の第2弾として「できれば1年以内に実行する」。これによって営業体制再構築を完成させる考えを明らかにした。

     業績改善に向けて顧客を拡大するため「ミドルリスク」と呼ばれる、やや信用度の低い取引先についても「リスクをとって十分やっていけるよう支える」と述べた。営業力強化の具体策は「足を使って取引先に通うことに尽きる」と強調。こうした施策を通じてコア業務純益の黒字化は20年3月期との見通しを示した。【岩崎誠、前田葵】

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