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季語刻々

暗闇の眼玉濡らさず泳ぐなり

 ◆昔

    暗闇の眼玉(めだま)濡(ぬ)らさず泳ぐなり 鈴木六林男(むりお)

     この句を鑑賞した金子兜太は、若い純潔な肉体が、自分の意思を示した美しさ、それがこの句の美しさだ、と述べている(「今日の俳句」1965年)。六林男は昭和後期に大阪を拠点にして活躍した俳人。暗闇の中で泳ぐ人の目玉だけが光っている今日の句は、私などの俳句のまぎれもない原点。この句、575の言葉で描いた見事な絵だ。<坪内稔典>

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