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経済同友会

夏季セミナー開幕 財政健全化など議論

活発な議論が展開された経済同友会の夏季セミナー=長野県軽井沢町で、横山三加子撮影

 経済同友会の夏季セミナーが12日から2日間の日程で長野県軽井沢町で始まった。初日は財政健全化などについて議論。経営トップからは安倍晋三政権の財政健全化への取り組みの甘さを指摘する声もあがった。

     財政に関する討議では、政府が6月にまとめた財政健全化計画が取り上げられた。同計画が高成長に伴う税収増を見込んでいることについて「今までできなかった前提を繰り返しており、正当性がない」(JFEホールディングスの馬田一相談役)との厳しい批判がなされた。一方、丸紅の朝田照男会長は健全化が進まない理由について「社会保障費(の増大)が悪者にされるが、最大の問題は補正予算だ」と指摘。景気回復に伴う税収増が国の借金返済ではなく、歳出拡大に回っている現状に苦言を呈した。

     健全化の実行に向けては「客観的に警鐘を鳴らす独立した財政機関の創設が必要」(住友生命保険の佐藤義雄会長)との意見が示された。

     13日は国際情勢や働き方改革などを中心に議論し、アピールを採択する。【横山三加子】

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