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西日本豪雨

関の小瀬鵜飼再開 ぎふ長良川鵜飼は14日に

観覧船の乗客に手縄さばきを披露する鵜匠=岐阜県関市小瀬で2018年7月12日午後8時4分、沼田亮撮影

 豪雨で岐阜県の重要な観光資源となっている鵜飼(うかい)は中止を余儀なくされた。このうち関市の小瀬鵜飼は12日、2週間ぶりに再開した。岐阜市のぎふ長良川鵜飼は14日に再開するが、観覧船の運航は少なくとも16日までの中止が決まっている。

 小瀬鵜飼は雨で6月28日から中止され、関市によると、観覧客計521人の予約がキャンセルとなった。12日は川の水位が通常より高いものの濁りが薄れてきたため再開を決めた。午後5時過ぎから観覧船などをクレーン車で川面に下ろし、鵜舟2隻と観覧船4隻が長良川に繰り出した。

 観覧客の関市の保育士、亀山つた子さん(67)は「豪雨被害に遭われた人たちのことを忘れず、船に乗らせてもらえるありがたさを感じたい」と話した。運航する「関遊船」の永田千春事務長は「再開できてほっとしている」と語った。

 一方、台風7号による増水で今月4日から中止となっていたぎふ長良川鵜飼は、鵜舟5隻で14日午後7時半から再開する。長良川南岸の河原から誰でも無料で観覧できる。

 しかし、観覧船については、上流から運ばれた砂利などが川底に積もり係留場から本流に出られない状況で、重機で撤去を進めている。観覧船は豪雨で45隻中2隻が転覆した。運航中止で予約していた約1万500人の観覧がキャンセルとなった。【沼田亮】

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