メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

大相撲名古屋場所

阿炎、涙の金星「大きな夢が実現した」

鶴竜(右)を突き出しで破った阿炎=ドルフィンズアリーナで2018年7月12日、兵藤公治撮影

大相撲名古屋場所5日目(12日)

 花道で阿炎がうつむいたのは、あふれそうな涙をこらえるためだった。かつて付け人を務めた鶴竜からの金星。「大きな夢が実現した」。いつもは陽気な24歳が、かみしめるように喜びを語った。

     初顔の先場所は敗れたものの、激しく攻めて横綱に先に引かせていた。今場所も、「攻めて負けたら仕方ない」。長い腕からの回転の良い突っ張りで懐に入れさせない。鶴竜がたまらず引きに来たところを「待っていました」とばかりに一気に出て勝負を決めた。

     阿炎は「鶴竜関の付け人をしていなければ相撲をやめていた」と振り返る。付け人だったのは、幕下へ陥落していた2016年九州場所から半年あまり。なかなか十両に復帰できず「俺、終わったなという感じだった」。

     そんな時、「腕立て伏せを1日300回やれ、と軽く言われた」。横綱が実践してきた鍛錬に触れ、自身の稽古(けいこ)に取り入れた。17年名古屋場所で再十両。今年初場所で新入幕を果たした。

     支度部屋では「人前は嫌だから、花道の奥で泣きました」と人懐っこい笑顔が戻った。鶴竜への「恩返し」に続く目標は、錣山部屋付きで元小結・豊真将の立田川親方。「番付を抜かしたい」。晴れやかに語った。【飯山太郎】

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. LGBT 「生産性なし」自民・杉田議員の寄稿が炎上
    2. バーバリー 売れ残り42億円分を焼却処分
    3. 訃報 松本龍さん67歳=元民主党衆院議員、元復興担当相
    4. 北大 アイヌ首長遺骨を返還へ 写真残存者で初
    5. 皇室 眞子さま、ブラジルで日系人と交流

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]