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動く2018

自民党総裁選キーパーソン/4 参院選の顔、見極め 名門派閥「鉄の結束」遠く 竹下亘総務会長(71)

国会開会前に談笑する自民党の竹下亘総務会長。竹下派の動きに注目が集まる=2018年6月27日、川田雅浩撮影影

 自民党の派閥「平成研究会」は4月、会長が額賀福志郎元財務相から竹下亘総務会長に交代した。安倍晋三首相支持を鮮明にしていた額賀氏と対照的に、竹下氏は就任早々、9月の党総裁選で石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長を推す可能性をにおわせた。

 竹下派は55人の党内第3派閥。単独で総裁選の流れを作る力はないが、岸田派(48人)や石破派(20人)と組めば、首相に批判的な勢力の結集軸にはなる。総裁選への対応を明言しないことで存在感を高める狙いが竹下氏にはあった。

 ところが、与党系候補が勝利した新潟県知事選から3日後の6月13日、竹下氏の想定外のことが起きた。自民党の山口泰明組織運動本部長が、東京都内で開いた政治資金パーティーで「総裁選で自ら3選を勝ち取り、盤石な体制で日朝交渉に臨んでもらいたい」と首相にエールを送ったのだ。山口氏は竹下派事務総長。竹下氏は傍らで苦笑いを浮かべるしかなかった。

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