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国が熊本県の白川上流(南阿蘇村、大津町)に計画している立野ダムに反対する住民団体が14日、改修が進む白川中流の現状を説明する現地見学会を開き、15人が参加した。
6年前の九州北部豪雨で白川は中流の未改修区間で氾濫し、住宅などに被害が出た。しかしその後、急速に改修工事が進み、川が安全に流せる水量(流下能力)は増大している。
見学会は同県菊陽町から熊本市東区までの7地点で「立野ダムによらない自然と生活を守る会」の緒方紀郎事務局長が改修前後の川の断面図を示しながら解説。7地点の流下能力が改修で毎秒約170~1400(平均860)立方メートル増えるのに対し、河川整備計画上の立野ダムの洪水調節量は毎秒200立方メートルに過ぎないことを指摘し「治水は河川改修などで可能。想定以上の豪雨や穴詰まりで調節不能になるダムは逆に危険」…
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