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関西発・はじまりの物語

クボタ トラクター 現場から耕す発想

トラクターの模型を手に「技術開発で農業に貢献していきたい」と語るクボタの北尾裕一・専務執行役員=大阪市浪速区の同本社で、真野森作撮影

 瑞穂の国、日本の田んぼや畑で力強く働くトラクター。車体がオレンジ色なら、1960年に初めて国産機の開発に成功したクボタ(大阪市浪速区)の一台に違いない。昔も今も製造の中心地は堺市にある。欧米やアジアの市場へも果敢に挑戦し、売上高世界3位の総合農機メーカーに成長した。日本の農業が少子高齢化の大波に揺れる中、自動運転など新たな技術開発にも取り組んでいる。【真野森作】

 「先輩たちは北海道の農家に泊まり込み、農作業を手伝いながら欧米製トラクターの構造や機能をスケッチし…

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