- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

いわゆるジャパニーズ・ハーブと呼ばれるものにはサンショウ、ヨモギ、ドクダミ、ハッカ、シソ、ワサビなどさまざまな種類があります。日本の食文化の中で育まれた薬味や香草の使い方は、心の深いところに届く不思議な魅力を持っているような気もします。
数ある日本のハーブの中でも、私はミョウガが大好物で、お財布が許すのなら毎日毎食使いたい食材です。元々、中国大陸から古い時代に持ち込まれた帰化植物という説があり、南部町の里山でも畑や田んぼのそばで自生しています。湿り気のある、明るすぎない場所が好きなショウガ科の多年草。天ぷらに、みそ汁に、そうめんに、サラダにとレシピの幅も意外と広く、独特の香りが食欲をそそります。
この記事は有料記事です。
残り757文字(全文1059文字)