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くらしの明日

私の社会保障論 仕事と育児・介護ケア 女性に負担偏在の現実=立教大学教授・湯沢直美

 7月に入り、2017年就業構造基本調査結果(総務省)が公表された。この調査は、15歳以上人口について、就業・不就業の状況の基礎資料を得ることを目的としているが、育児や介護などのケアと仕事との関係を知ることができる点でも興味深い調査だ。

 はじめに、育児からみてみよう。小学校入学前の未就学児を育てている者のうち、働いている男性は98・9%、女性は64・2%。女性はどの年齢層でも、5年前の調査と比べて、有業率が高くなっている。家事・育児とどのように両立を図るかが、より切実な時代だ。

 そこで、未就学児を育てる家庭の家事・育児時間をみると、正規雇用の男性では1時間未満が最も多く37・1%。2時間未満まで広げると7割を超える。一方、正規雇用の女性で2時間未満の者は4・5%しかない。女性は、「6~8時間未満」15・8%、「8時間以上」26・7%であり、正規で働いていても4割強が1日6時間以上の家事・育児を担っている。

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